足のうらにあたる節が気持ちのいい、“節だらけの家”。
マンション、ひとり暮らし
「木に囲まれていることで、家に帰ってくると、とてもほっとした気持ちになります。」と語るように、木に囲まれたリビングダイニングはまるで自然の中に佇むログハウスのよう。そこでくらしている、無印良品ではたらくスタッフの住まいをご紹介します。
- ペンダントライト半球・L
- 無垢材ベンチ・オーク材・小
- オーク材アームチェア・丸脚
- ブナ材曲げ木チェア・板座/ブラウン
- 節有無垢材ダイニングテーブル180cm
※期間限定商品のため、現在は販売をしておりません - ウォールナット無垢材チェア
※店舗限定となります - REAL FURNITUREオーク無垢材ベンチ
※店舗限定となります
いまの住まいを選んだ理由はなんですか?
リノベーション予定の物件としてご紹介いただき、間取りや内装のデザインを一から提案させていただけたので、こちらの家を選びました。もともと和室があり、部屋が細かく分かれていましたが、リノベーションを機に一室空間にしたことで、広々として快適です。
フローリングをはじめ、造作のキッチンカウンター、収納家具、壁面のボード、玄関収納の天板は、すべて国産の杉が使われています。
その材料は、普段捨てられてしまうような「節」が埋められていない材や、製材の際に出た「端材」をあっけらかんと使っています。
「節」があっても、「端材」でも。木のぬくもりは変わりません。
裸足で過ごすと足のうらにあたる「節」が、とても気持ちのいい家です。
どのような住まいにしたかったか、おしえてください
大きなキッチンと大きなダイニングテーブルがある部屋にしたいとプランを立てました。大きなキッチンとダイニングテーブルがあるおかげで、料理をするのも、食べるのも、みんなで楽しんで行えます。
また、一人のときは「食事」「勉強」「仕事」「家事」「読書」など、過ごす時間はほとんどテーブルにいます。
部屋の中にちゃんと「居場所」があることで、くらしがとても豊かに感じます。
お気に入りのものをおしえてください
REAL FURNITUREの「節有無垢材ダイニングテーブル」が一番のお気に入りのものであり、場所でもあります。”節”は、このテーブルにしかない表情として愛着が湧くポイントです。
一度、冬の時期に乾燥させすぎてしまい、大きく亀裂が入ってしまいましたが、その後、夏になり湿度が高くなると、その亀裂は塞がり、「このテーブルは呼吸をしているんだ」と改めて感じました。オイル塗装なので、愛着を持って手入れをすればするほど、味が出てきます。今後もこのテーブルと変わりゆく生活を送っていきたいと思います。
- ペンダントライト半球・L
- 無垢材ベンチ・オーク材・小
- オーク材アームチェア・丸脚
- ブナ材曲げ木チェア・板座/ブラウン
- 節有無垢材ダイニングテーブル180cm
※期間限定商品のため、現在は販売をしておりません - ウォールナット無垢材チェア
※店舗限定となります - REAL FURNITUREオーク無垢材ベンチ
※店舗限定となります
実際に使っている無印良品の商品で、おすすめをおしえてください
家にある家具の8割は「無印良品」の家具で、特におすすめの家具は「ユニットシェルフ」です。おすすめの理由は「汎用性の高さ」と「ぴったりと収まるモジュール」です。引っ越しのタイミングで「ダンボール収納」を購入し、転居後に必要なものをあらかじめまとめておきました。モジュールが統一されたユニットシェルフに、そのままぴったりと収められたので、引っ越しにありがちな大量のダンボール廃棄や、面倒な荷ほどきもなく、引っ越しをスムーズに終えられました。今後も、次に引っ越す際も、組み替えてずっと使い続けていきたいです。
シンプルでベーシックなデザインは、場所を選ばずどこでも使えるので、今は「キッチン」と「リビング」の収納に使っています。すべてサイズと素材を揃えたことで、それぞれの場所で棚の付け替え、棚間や枚数の調整もできます。
「収納は無駄なスペースなく、ぴったりと使いたい」そんな思いも「モジュールがあっている」ことで叶えてくれます。無印良品の収納用品であれば、多くのものがぴったりと収まり、見た目もすっきりと整って見えます。
住まいのこだわりやポイントをおしえてください
一番こだわったことは「モノの定位置」です。この家の収納は、腰高のカウンターより上はオープン収納、下はクローズ収納と、明確に分けています。普段よく使うものや、見ていたいモノが必然的に上にあり、あまり使わないものや見せたくないモノが下にあるという、とても簡単なルールで区別しています。
この「簡単さ」がずぼらな自分に合っていて、散らかりにくい部屋になっています。ポイントは「簡単なルール」です。今後は、下にたまったあまり好きじゃないモノを見直し、どんどん自分の好きなものだけにしていきたいと思います。
「旅行先で見つけたモノ」「自分で作ったもの」「お土産でもらったもの」。きれいに整った空間を心がけ、その中に少しずつお気に入りを増やしていきたいです。
現在、ものづくりをする立場として、どんなことを意識していますか。
店舗のインテリアアドバイザーを経て、現在は生活雑貨部ファニチャー担当として、収納家具・収納用品の開発に携わっています。自社商品を自ら積極的にくらしに取り入れ、実際に使用したときの「気づき」を次の製品に生かすように心がけています。
「こだわりたい人」「めんどくさがりの人」。
くらし方は人それぞれ考え方があり、すべてその人が考える”感じ良いくらし”であって、くらしに正解・不正解はありません。無印良品の商品はくらしを営むすべての人に「おおらか」であってほしいと思っています。多くの人の役に立つ商品を生み出せるよう、今後も”いち生活者”でありながら、ものづくりをしていきたいと思います。